こんにちは。蓮花(れんか)です。The Herbcrafter's Tarotのペンタクルスのナイトのカードとライダーウェイト版の絵柄はどんなふうに違うのでしょう?
The Herbcrafter's Tarotを買いました。
油絵調の草花の絵柄が美しいカードです。このカードデッキの絵柄がライダーウェイト版とあまりにも違うので、またまた比較検証してみることにしました。タロットリーディングには絵柄から受ける印象も重要な要素ですからね。
実はこの記事で紹介したタロットリーディングYouTuberさんに影響されたんですけどね…
renka-lotusflower.hatenablog.com
2枚並べてみた
ライダーウェイト版と並べてみました。
カードの名前は「ユッカ」。日本でも観葉植物でお馴染みですね。
説明書を訳してみた
では付属の説明書(英語)の文章を訳してみます。
Adelita of Earth(ペンタクルスのナイト) YUCCA(Yucca baccata)
古くからの伝統に新しい視点を加えましょう。精神性を現実的な方法で根付かせるのです。祖先を敬うためには、大地を敬いましょう。
若い女性が冬の砂漠で自分を見つめ直しています。年長者たちの声が、手を使って美を創り出すことで地に足をつけるよう彼女に促します。彼女は長い緑色の葦のような植物を探し、見事なユッカを発見します。彼女はケルトの伝統における聖なる象徴であるブリギッドの十字架を編み、祖先と砂漠の祖先たちの間に橋を架けるのです。
大地のアデリータは、「場所」の力に突き動かされます。彼女は、地元で手に入るものを使い、資源を枯渇させることなく古い伝統を体現する新しい方法を探求します。彼女はユッカが籠やロープ、靴を編むために使われてきたことを知っています。彼女は先祖の女性たちの精神を背負いながら、自分の故郷の人々やその薬草を尊重することを誓います。自然の恵みを探り、大地との直感的で実用的なつながりを築きます。彼女はどこにいても、大地を敬う精神的な道を歩むことに尽力します。エゴを持たず、自然に奉仕し続けます。彼女は現実的で勤勉な女性です。
最後にはこのクラフトの作り方も書かれていますが割愛させていただきますね。
ペンタクルスのナイトのカードのキーワードは「現実性」。目的に向かって物事を進めていく様子を表しています。忍耐と責任感をもって粘り強く実現させていくのか、守りに入り過ぎてなかなか進行しなかったり惰性になっていたり。カードの正逆によって意味は変わります。
大地のアデリータ(戦う人=ナイト)は、その土地に根差した資源で美を創り出します。古の人々は、その土地で取れる自然素材を使って暮らしていました。今日の自然素材=おしゃれという発想ではなく、実用品だったのですね。その伝統に思いを馳せ、土地を敬い祖先を敬うことで、彼女は「精神性を現実的な方法で根付かせる」試みをしているのです。
伝統的な暮らし方は、ともすれば野暮なものとも捉えられがちです。ペンタクルスのナイトの風貌が、どこか野暮ったいものとして描かれているのと同様に。でも目標に到達する為の行動と同様に、先祖を敬い彼らの精神性を理解することも、「現実性」を帯びています。何故なら私たちはみんな、先祖から命と精神を受け継いでいるのですから。
おしゃれの対極にある「野暮」は、野暮ったいのではなく「現実的」なのです。
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それではまたね‥蓮花(れんか)
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