こんにちは。蓮花(れんか)です。The Herbcrafter's Tarotのカップの4のカードとライダーウェイト版の絵柄はどんなふうに違うのでしょう？
The Herbcrafter's Tarotを買いました。
油絵調の草花の絵柄が美しいカードです。このカードデッキの絵柄がライダーウェイト版とあまりにも違うので、またまた比較検証してみることにしました。タロットリーディングには絵柄から受ける印象も重要な要素ですからね。
2枚並べてみた
ライダーウェイト版と並べてみました。
とても爽やかな絵柄ですね。ハーブの名前はミント。説明するまでもない有名な香草です。
説明書を訳してみた
では付属の説明書(英語)の文章を訳してみます。
Four of Water(カップの4) MINT(ミント)
心をリフレッシュする時間を大切にし、豊かさが過剰にならないよう気をつけましょう。感謝の気持ちで渇きを癒してください。
丈夫なペパーミントの茂みが庭の壁沿いに広がっています。摘みたての葉がピッチャーの冷水に浸され、そばには4つのグラスが置かれています。3つは満たされ、1つは空っぽです。夏の日差しがテーブルにそっと踊る中、鳥の水浴び場に止まる青いヒメカケスが鳴いても気づかれることはありません。唯一の椅子には放り出されたハンカチがかかっています。
人生には退屈や不満を感じる時もあります。あなたの興味の欠如が、他者とのつながりを妨げているのかもしれません。心を養う空間を作り、自分の感情をじっくりと考えてみましょう。ミントが境界の植物として使われるのは、元気な生け垣のように育てることができるからです。しかし、手入れをしないとミントが庭全体を覆ってしまうように、感情も放置すると溢れ出すことがあります。気持ちを前向きに保つための習慣で、心のエネルギーを回復しましょう。ミントティーは活力を与え、心をリフレッシュする薬です。日々の恵みに気づき、それを当然としないよう心がけましょう。感謝の気持ちを持つ習慣を土台にして、心の安定を築いてください。静かに座り、自分が見逃していたものに意識を向けてみましょう。
最後にはこのクラフトの作り方も書かれていますが割愛させていただきますね。
カップの4のキーワードは「倦怠」。ライダーウェイト版の絵柄では、差し出されたカップの存在に気付かない人物の姿が描かれています。行き詰って将来への展望が見いだせない時。本当はすぐそこに打開策に繋がる閃きがあるのに、まだそれには気付いてないのか、現状を変えるのが嫌で(満足していないにも関わらず)見ないようにしているのか…
そんな閉塞感のある状況に「心を養う空間」としてミントのリフレッシュ効果をThe Herbcrafter's Tarotは教えてくれています。ミントという植物がとても旺盛に成長していく様を、カップの4の倦怠感になぞらえています。気持ちを前向きにする習慣を持つことで、気持ちの整理ができ、倦怠感や不満感を感じないで済むようになると、ミントの特徴を用いて教えてくれていますね。ミントの香りは確かに気持ちをリフレッシュするのに最適です。
庭にミントを植えた友人がいました。育ちすぎて庭中に広がり、他の草花をも侵食するので、必死になってミントを刈りとったという話を聞きました。「ミントは直植えしちゃダメだよ…」そうつぶやいた彼女の表情が忘れられません。抜いても抜いても生えてくるのだそう。ミントは根っこが広がりますからね…
庭中ミント畑にしたい人以外は、鉢やプランターに植えることを強く勧めします。
みなさんの”推し”タロットは何ですか？
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それではまたね‥蓮花(れんか)
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