こんにちは。蓮花(れんか)です。
タロットカードのスートは、それぞれどんな意味を持つのでしょう?
ソードのスートが意味するところ
ソード(剣)は刃物。金属を加工する技術で作られたものです。つまりこれは「知恵」の象徴です。ものづくりの道具であると共に、他者を傷つけたり殺めたりする武器でもあります。
ソードのスートは何を象徴していて、どんな感情・状況を物語るのでしょうか?
ソードのスートの象徴
ソードは「風」を象徴します。知性や言語という「知恵」の範疇にあるものは、風と相性が良いのです。風の噂、とか。見えないけれど瞬時に情報を拡散するところから、インターネットという意味で使われることもあります。
ソードのスートの感情
ソードは能動的なスートです。刃物で物を切る、誰かを傷つける、言葉を発する、全て自分から起こす行動です。自ら知性を以て行動するという能動性が、ソードの表す感情です。
ソードのスートの背景
ソードのカードの多くには、山が描かれていることが多いです。水辺の背景もいくつかありますが、渡った先には山があります。これは目指す目標のことです。
目標に向かって邁進していくところはワンドと同じですが、そこに知恵が伴っているところがソードの特徴です。
ソードのスートの物語
小アルカナの数札は、ひとつの物語になっています。ソードには、どんな物語があるのでしょうか。
- 考えが浮かび道を開拓
- 2つのことの間で悩む
- 悩んだ末にショックを受ける
- 大打撃を受けたので休む
- 傷ついたことが原因で疑心暗鬼になる
- 心機一転、新天地を目指す
- 誰かのアイディアを頂く
- 周りから支持されず孤立
- 自分の価値観が間違っているのか…自問自答
- 過去の間違いを受け入れて得る気づき
ソードのカードには、選択、策略、ショック、価値観、気づきなど、感情ではなく理論的な思考の動きが描かれています。他の考えを受け入れずに突っ走った結果、限界や不安を感じますが、最後に間違いを受け入れて気づきを得ます。古い価値観を更新することで、新しい価値観が生まれる瞬間です。
終わりに
ソードのカードの痛々しさが苦手です。元々、暴力表現の多い映画やドラマなどは、辛くて観ていられないタイプです。「痛々しい場面は心象風景の描写」だと言われても、ハートに剣が3本とか無理です。常に目にするタロットデッキは、残酷な表現の無いものにしたいなぁ…と思う次第です。
皆さんは「ソード」のスートにどんな印象をお持ちですか?コメントなどで教えて頂けたら嬉しいです。
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