こんにちは。蓮花(れんか)です。
タロットカードのコートカードには、どんな意味があるのでしょう?数字じゃないけれど…小アルカナの14番目ということで、「14」の画像でご容赦ください。
キングが持つ意味
キングは実り・形になる・実現を表します。
ワンドのキング
情熱+形になるで「剛胆」という意味を持ちました。
renka-lotusflower.hatenablog.com
カップのキング
感情+実りで「寛大」という意味を持ちました。
renka-lotusflower.hatenablog.com
ソードのキング
思考+実現で「厳格さ」という意味を持ちました。
renka-lotusflower.hatenablog.com
ペンタクルスのキング
物質+実りで「貢献」という意味でした。
renka-lotusflower.hatenablog.com
The Herbcrafter's Tarotでは「キング」をどう捉えているでしょう?
それではThe Herbcrafter's Tarotでの「キング」の位置づけをご紹介しますね。
キング
知恵の遺産。評議会
クランデラカードには、何世紀にもわたって人々に使用されてきた古代のハーブが描かれています。これらの植物は特に年長の女性にとって貴重な薬効を持っていますが、あらゆる年代の人々にも役立つものです。これらの植物自体はよく知られ、長い歴史を持つ存在です。クランデラカードのハーブは物語を伝える媒介となります。それらはハーブクラフター(薬草を扱う者)が秘密の守護者としての役割を果たすことを示し、魔法の声に耳を傾けながら世界を探求するよう促します。
クランデラは、伝統的なタロットデッキにおける「キング(王)」に対応します。彼女たちは神秘への信頼を象徴し、冒険に対して親切さと結果への好奇心をもって臨みます。クランデラは私たちに信頼の時を呼びかけ、問いかけには「そうかもしれない」と応えます。セブン(7)のカードで始まったより深い学びの探求の流れを受け継ぎ、ハーブクラフターとしての高次の使命の達成を表します。彼女たちは自然の要素の守護者であり、大切にすべきものをどのように守り、保存するかを教えてくれます。ガイドとして、彼女たちは知恵という贈り物を私たちに与えてくれるのです。
The Herbcrafter's Tarotのコートカードは、ペイジから始まって、ナイト、クイーン、キングと、ハーブに携わる女性の成長物語を教えてくれました。最後のキングに相当するCuranderas(クランデラ)では、人々を癒すヒーラーになりました。
自分の持つ知恵や能力や財力を、人の為に活用するキングは、まさにCuranderas(クランデラ)そのままですね。
終わりに
The Herbcrafter's Tarotのご紹介も、今回で本当に終わりです。9月の末からちょうど3か月。長いようで短い日々でした。
以前にも、タロットデッキのカードを、順番にご紹介するという企画をやったことがあるのですが。
renka-lotusflower.hatenablog.com
今回は特に勉強になりました。タロットカードそのものの意味もですが、植物を通じて、特にネイティブアメリカンの価値観に触れられたことが、大きな収穫だと思っています。
タロットカードの発祥はヨーロッパ、ネイティブアメリカンの方々はアメリカ大陸。土地は違えど、文化は違えど、根底に流れる「生きる為の知恵」のようなものは共通でしたね。
途中から数字の意味する「男性性・女性性」のような考え方に反発もしましたが、そんなジェンダーによる区別をしなくても、タロットカードが指し示してくれる方向に変わりはない、ということもわかりました。これからはもっと、時代に即したタロットリーディングを目指したいと思います。
皆さんは「キング」にどんな印象をお持ちですか?コメントなどで教えて頂けたら嬉しいです。
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それではまたね‥蓮花(れんか)
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