こんにちは。蓮花(れんか)です。
The Herbcrafter's Tarotの世界のカードとライダーウェイト版の絵柄はどんなふうに違うのでしょう?
The Herbcrafter's Tarotを買いました。
油絵調の草花の絵柄が美しいカードです。
このカードデッキの絵柄がライダーウェイト版とあまりにも違うので、またまた比較検証してみることにしました。
タロットリーディングには絵柄から受ける印象も重要な要素ですからね。
2枚並べてみた
ライダーウェイト版と並べてみました。
うわぁ、きれい。いくつもの花や石で作られたサークルです。色鮮やか。
四隅には種類の違う植物が配置されていて「世界」のカードの構図を踏襲していますね。
さぁ、どんなエンディングが待っているのでしょうか。
説明書を訳してみた
では付属の説明書(英語)の文章を訳してみます。
世界 パチャママ
世界をひとつにする虹を織りましょう。あなたの神聖な作品を共有しましょう。愛が勝つのです。
草の上には精巧な祭壇があります。中央には赤いポピー、カリフォルニアポピー・タンポポ・マザーワート・ルリジサ・アルファルファ・アカツメクサ・ノコギリソウの花でできたカラフルな虹色の曼荼羅が詰まった、手編みの籠があります。4組の石が方位を示しています。エースのハーブが角を固定し、各要素を表す物体が結合されています。羽は空気、貝殻は水、ロウソクは火、水晶は土です。オオカバマダラが籠に止まっています。
大きな成果の後には、充実感と満足感があります。あなたは多くの事を成し遂げました。庭は青々と茂り繁栄しています。生命は満開です。パチャママ(世界の母)はインカ神話の絶対的な神であり、完全なものを全て象徴しており、完全で、愛されています。あなたと同じように、彼女は喜びと痛みを通して生命を創造する能力を持つ、偉大な存在です。旅の途中で取り入れた教訓は、新しいもののように思えるかもしれません。しかし、エースのハーブ(四隅に位置する各要素を表すハーブ達)が尊重されるように、新しい贈り物を持ってやってくる古い友人として、それらを尊重してください。新しいオオカバマダラが戻ってきて、長い旅路を完了するように、生命のサイクルは続きます。
最後にはこのクラフトの作り方も書かれていますが割愛させていただきますね。
パチャママは古代インカの神話の大地の母。そしてそのパートナーとなる父なる天の神をパチャカマックと云うそう。これも古代日本の神話と似ていますね。
タロットカードの「世界」は、愚者から始まった長い旅を終えて、また新しい発見の旅へ出る前の終着駅という位置づけです。The Herbcrafter's Tarotの世界観では「母なる大地」へ還って いくということですね。
タロットカードの概念でも「世界」は文字通り世の中や生命の終わりではなく「ひとつのことを終えてまた次のことに挑戦する」合図としての、物語の終章という意味を持ちますよね。
自然界の区切りは1年…春から始まって夏…秋…冬までがひとつのサイクルです。その間に私達人間も様々な体験をします。季節からたくさんの恵みを受け取り、厳しい自然の影響(夏の熱中症、冬の風邪、春秋の開花期には花粉症…など)を受けます。その中で体は成長し、ひとつ年をとり、また次の1年の旅を始める…その繰り返しです。
キリスト教の考え方の影響を色濃く受けるタロットカード(特にライダーウェイト版)では解りづらかったカードの意味も、自然の営みになぞらえて教えてくれるThe Herbcrafter's Tarotからは、すんなりと入ってくるような気がします。みなさんはいかがですか?
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